こんな人におすすめ
- 正社員で働くのがつらい
- 毎日仕事が終わったらヘトヘトで何もできない
- もう仕事やめたい
正社員として週5日、フルタイムで働くのがつらい、と思うHSPさんは少なくありません。
フルタイムがしんどいなんて甘えなのでは?と、自分が怠けているように感じてしまいさらにつらくなってしまうこともあります。
私も会社員時代、毎日ヘトヘトで週2日の休みでは休息が全く足りず、いつも疲労困憊といった感じでした。
HSPさんが正社員はつらいと感じるのには、HSPの特性が関係しています。決して怠けているわけではありません。
この記事でHSPとしての特性がわかると、自分に合った働き方や生き方が見えてきますよ。
ただし、向いているものは人それぞれですので、自分としっかり向き合うことが大切です。
強み・才能の見つけ方も紹介しているので、自分に向いていること探しのヒントにしてくださいね。
『自分に何が向いているのかわからない。才能ってなに?』
自分を客観的に見ることって難しいですよね。
そんな時はストレングス・ファインダーを使うことで、今まで気付かなかった自分の強みが見つかり、才能を開花させられますよ。
とはいえ、才能は持っているだけでは効果がありません。実践してこそ光り輝くものです。
この本には才能を活かすためのヒントや戦略が詰まっているので、行動アイデアを参考に実践してくださいね。
\累計140万部のベストセラー/
HSPが正社員がつらいと感じる理由
HSPさんは感受性が強く、まわりの環境の刺激にとても敏感です。
正社員として働くことがつらいと感じる理由を3つ紹介しているので参考にしてくださいね。
職場環境・人間関係に左右されやすい
HSPさんは職場でも人の言動や空気に敏感で常に気を張ってしまいます。
- 人の声色で機嫌がわかる
- その場の雰囲気・空気を察知しやすい
- 怒られている人がいると自分のことのようにつらくなる
どんな仕事でも人との関わりは不可欠です。
それでも、企業の正社員として働いていると自分の意志とは関係なくどんな人とも関わらないといけないのがつらいですね。
自分のペースが保てない
会社で働いていると作業を中断されることは日常茶飯事です。
- 電話が鳴る
- 同僚から声をかけられる
- 上司につかまる
集中して作業をしたいHSPさんにとってこれはとてもストレスになりますね。
私もひどい時には誰かしらに声をかけられ続け、
午前中一度も自分のデスクに戻ることができなかったことがあります。
そして結果的に残業が続くという負のループにおちいっていました。
また「あの件どうなってる?」「頼んでたアレ、やっぱりすぐちょうだい」という声かけもつらいですね。
自分のスケジュール通り進んでいたとしても「どうなってるの?」と言われるとプレッシャーを感じてしまい、パフォーマンスが低下しがちです。
急な予定変更にも焦ってしまいうまく対応ができないこともあります。
HSPさんには自分のペースを守って着実にすすめていける環境が合っているといえますね。
そもそも疲れやすく体力が続かない
自分には体力がないと感じていませんか?
私も楽しいはずの休日のお出かけさえ、すぐ疲れて家に帰りたくなります。
これは常に気を張っていることが原因であると考えられます。
気疲れという言葉があるように、身体を動かしていなくても心と脳をフル回転させていればヘトヘトになってしまいます。
休日にしっかり回復できればいいですが、すり減った心の回復は簡単ではありません。
HSPが正社員を辞めるメリット・デメリット
デメリット
働き方が多様化しているとはいえ、正社員ほど福利厚生や保障が充実している働き方はありません。
正社員を辞めたとすると一般的に、
- 退職金がなくなる
- 仕事を休んだ時の保障がない
- 収入が不安定になる
こういったデメリットが考えられます。
特に収入が不安定になるとメンタルに与える影響が大きいので、よく考える必要があります。
メリット
HSPさんが正社員を辞めるメリットはずばり、自分の人生を生きられるようになることです。
正社員として神経をすり減らしながら生きているとすれば、自分の人生を豊かにすることははっきり言って難しいでしょう。
でももし、正社員を辞めて時間と心に余裕ができたら、幸せを感じるための余白ができます。
頑張ることは素晴らしいことですが、まずは自分を幸せにしてあげましょう。
フルタイムの正社員を辞めれば時間に余裕ができ、体力も回復し、心に余裕が持てるのは私の経験からも間違いありません。
正社員がつらいHSPに向いている環境とは?
もくもくと人目を気にせず作業ができる
環境・人に振り回されない、自分のペースを保つという点から、人の目を気にせずもくもくと作業ができるような仕事がいいですね。
たとえば、
- プログラマー
- システムエンジニア
- デザイナー
- 研究職・専門職
資格や経験が必要なものも多いですが、報酬が高い・長く働けるというメリットもあります。
ちなみに私の過去の経験上、人との関わりをさけて物流倉庫の軽作業に応募される方が多いですがおすすめしません。
もくもくと作業できるというイメージですが、実際はたくさんの人とコミュニケーションをとる必要があり、人間関係が非常に難しいところが多いです。
心に寄りそう
気持ちに敏感なHSPさんは心に寄りそう仕事も向いています。
たとえば、
- セラピスト
- 心理カウンセラー
- コーチング
- 臨床心理士
など、心のケアを担う仕事はHSPさんの強みを活かせる場といえます。
感受性を活かせる
感受性が豊かなHSPさんは自然や動物と触れ合う仕事がおすすめです。
感謝に溢れている、温かい気持ちになれる、そんな環境を求めている人は多いでしょう。
この場合、自然や動物とかかわりのある仕事がおすすめです。
- 花屋
- ガーデンデザイナー
- トリマー
- 動物園・水族館などのスタッフ
- 農業
私も将来、自分の畑を持って農業をするのが夢です。
自然に触れていると心が豊かになりますね。
HSPで正社員がつらいと感じたときにおすすめの働き方
フルリモート
フルリモートのメリットは何と言っても人目を気にしなくていいということ。
作業中、手元を見られることなく、視線を感じなくていいのでそれだけでHSPさんにとっては肩の荷が下りますよね。
ただもちろん、社用携帯を持っていれば電話は鳴りますし、チャットやメールで報連相をするのでやり取りは増えます。
- とにかく通勤がつらい
- 自分だけの空間で仕事に集中したい
という場合はフルリモート案件を探してみるのもいいかもしれませんね。
未経験でフルリモートの仕事を探したいというときはこちらを参考にしてくださいね。
在宅ワーク
一時期フルリモート案件は増えましたが、徐々に社員を出社させる方向に舵を切る企業が増えてきました。
なかなかリモートワークが根付くのは難しいのかもしれません。
そこでおすすめなのが在宅ワークです。
一昔前まで在宅ワークというと怪しい、詐欺、稼げないというイメージがありましたが今は違います。
SNSの普及により在宅ワークの幅が格段に広がっています。
在宅ワークには
- WEBライター・デザイナー
- ハンドメイド作家
- SNS運用代行
- ブログ運営
などがあります。
その中でも私がおすすめするのはブログ運営です。(いわゆるブロガー)
おすすめする理由はブログ運営には様々なメリットがあるから。
- 半不労所得を目指せる
- 初期投資が格安
- ポートフォリオで有利
- ほかの在宅ワークに活かせる
- 低リスクでできる
どうせやるならしっかり稼げてリスクが低く応用がきく方がいいですよね。
ブログ運営が気になる方はこちらの記事をどうぞ。月5万の稼ぎ方を解説しています。
-
ブログアフィリエイトで月5万 稼ぎ方徹底解説【初心者向け】
2024/7/12
時短・パートタイマー
HSPさんにとって1日8時間、週5日という労働時間は長いと感じますよね。
私も週40時間の労働は結果的に無理でした。
とにかく労働時間を短くしたい、という場合は時短勤務もしくはパートタイマーで働くのもひとつ。
今、正社員として勤務している方は会社に相談してみるのもいいですね。
最近では時短正社員という区分が新しく導入されるケースも増えていますよ。
収入が減ってしまうことがネックと考える人もいると思いますがその場合、
- 時給が高い職種を選ぶ
- 固定費や支出の見直しで生活費を圧縮する
など、なるべく収入を減らさない・支出を抑える。これを実践することがとても大切です。
HSPで正社員がつらいと感じる人の強み・才能の見つけ方
HSPに向いているとされる仕事が合わない理由
HSPという言葉が広く知られるようになってから、HSPに向いている・向いていない仕事としていろいろなものが紹介されています。
この記事でも例をあげて紹介しました。
しかし、HSPに向いているとされる仕事でも
- しっくりこない
- できる気がしない
- やってみたけど合わなかった
となることがあります。
それはなぜかというと、HSPと一口に言っても、強みや苦手は人それぞれだからにつきます。
この問いにパっと答えられる人は仕事選びに迷わないでしょう。
自分の強みや才能を知らずにネットの情報を鵜呑みにして仕事を選んでしまうのは危険です。
自己分析で自分の内面としっかり向き合うことをおすすめします。
ストレングス・ファインダーを使う
自己分析の方法はたくさんありますが、私のおすすめはストレングス・ファインダーです。
史上最も有名な心理学者の一人、ドン・クリフトンは本の中でこのように言っています。
人間には34の性格傾向(資質)がある。
資質を知ることが人生の分岐点になる。
さあ、才能に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0
自分の強みを武器にして最高の力を発揮するためのアイデアやヒントが詰めこまれた1冊ですよ。
そんなストレングスファインダーの使い方は、WEB上で質問に答えていくだけ。
全ての質問に答えると、自動で分析された34の資質の中のトップ5がメールで送られてきます。
これは実際の私のテスト結果です。
例えば私は適応性が2番目にきていますが、これは「計画通りにいかなくても、その時々の状況に容易に対応できる」という特徴があります。
HSPの「急な予定変更や変化に弱い」という特徴とは真逆の結果ですね。
このように「HSPだから○○が合わない」とは限らないわけです。
さらにこの本のいいところは分析するだけでなく、それぞれに行動アイデアが示されているので
- どういう環境が向いているのか
- どういう場所なら自分の強みが発揮できるのか
これらをわかりやすく言葉で示してくれています。
この1冊に人生のヒントがたくさんちりばめられていますよ。
『自分に何が向いているのかわからない。才能ってなに?』
自分を客観的に見ることって難しいですよね。
そんな時はストレングス・ファインダーを使うことで、今まで気付かなかった自分の強みが見つかり、才能を開花させられますよ。
とはいえ、才能は持っているだけでは効果がありません。実践してこそ光り輝くものです。
この本には才能を活かすためのヒントや戦略が詰まっているので、行動アイデアを参考に実践してくださいね。
\累計140万部のベストセラー/
まとめ
HSPさんが正社員という働き方がつらいと感じる理由は
- 職場環境・人間関係に左右されやすい
- 自分のペースが保てない
- そもそも体力が続かない
でした。
HSPさんに向いているとされる仕事・働き方はいろいろあります。
でもその前に自分の強み・才能をしっかり認識することが大切です。
強みを武器にして、どこで力を発揮するのか見極めるヒントにしてくださいね。