こんな方におすすめ
- もう仕事をしたくない
- 仕事のことが頭から離れずつらい
- もう働きたくない、と思うけどそれって甘え?とさらに悩む
真面目なHSPさんほど、仕事がツラいと言っている自分は甘えてるのかな?と悩んでしまいがち。
私ももう仕事をしないで生きていきたいと考えていた時期がありました。
そうは言っても、簡単に仕事を辞められるわけでもなく、生きていくためには仕事をしないという選択肢はなかなか難しいですよね。
この記事では仕事をしたくないと思い悩んでしまう原因とその対処法、HSPさんに向いている働き方を解説しています。
心が壊れてしまう前にしっかり対処していきましょうね。
今のつらい状況を抜け出すヒントになりますよ。
HSPで仕事したくないと感じる原因
感受性が強く人間関係に疲れやすいから
アドラー心理学で有名なアルフレッド・アドラーは
人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである
と提唱しています。
人がどう思っているか、何を感じているかということに人一倍敏感なHSPさんにとって、職場での人間関係は悩みのタネそのもの。
友達でも家族でもない、仕事の関係者という絶妙な距離感が余計に悩みを増幅させてしまいますよね。
一度気になりだすと四六時中、悩みが頭の中を支配して仕事にも支障がでてしまうこともあります。
細かいところまで気が付きすぎるから
気付かなくてもいいところまで気付いてしまうのがHSPです。
ここが気になる
- ちょっとした表情の変化
- デスクにものを置くときの力加減
- 声のトーンの微妙な変化
少しの違和感に心をかき乱され、仕事どころではなくなってしまう人も多いですね。
マルチタスクが苦手だから
現代はどんな仕事でもマルチタスクになりがちです。
1つのことを深くじっくり考えるタイプのHSPさんは、同時多発的にいろいろなことがおこると対処しきれなくなります。
- 本当は1回飲み込んでしっかり考えたい
- 自分のタイミングなら一つひとつこなしていける
そう思っていても待ってくれないのが会社ですよね。
周りの人は好き勝手なタイミングで仕事を振ってくるので対処しきれず、自分は仕事ができないと思い悩んでしまう人も少なくありません。
私がまさにそうでした。
HSPで仕事したくない・つらい時の対処法
ジャーナリングで自分の強みと苦手をはっきりさせる
ジャーナリングとは?
「ジャーナリング」とは、一定の時間内で自分の頭に浮かんだことをありのままノートに書き出すことです。具体的な出来事や自分の気持ちを考えながら書く日記とは違い、とにかく浮かんだことを書き出していくのが特徴。内容がポジティブ、ネガティブであるかを問わず、抽象的な文章や表現であってもOKです。
出典:「書く瞑想」ジャーナリングとは?
心のままを書き出して思考を整理すると自分で自分のことがよくわかるのでスッキリします。
私も実践していますよ。
ジャーナリングは書く瞑想とも言われます。
日記と違うので何も思いつかないときは1行で終わることもありますがそれでOK。
自分の心と向き合うとそれまでわからなかった強みや苦手が見えてきます。ぜひ一度やってみてください。
有休や休職制度を使って心身を休める
しんどい・つらいということは身体が出しているSOSです。
そのSOSを無視して無理を続けると心の病気になってしまう可能性もあるので、そうなる前にしっかり休息を取りましょう。
休むことが苦手なHSPさんも多いかもしれませんが、有休や休職制度は平等に与えられた権利ですので自分を守るためにも活用していきたいですね。
私も有休と休職合わせて5カ月休みました。
正直、迷惑をかけたくないと休むことに抵抗がありましたが、思いきって休んでみたらつらい気持ちが一気に解消されました。
転職を検討する
極論ですが、自分に合う仕事や職場は入ってみなければわかりません。
転職回数が多くなるとイメージが悪くなる、と思うかもしれませんが今どき転職は珍しくありません。
私も人材派遣会社時代に履歴書の職歴欄が右ページまで埋まっている人をたくさん見てきましたが、それでも仕事が決まっていくものです。
余談ですが・・
私の元夫は13年間で12回ほど転職しましたが仕事は途切れませんでした。(家族は大変でしたが)
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HSPで仕事をしたくないときのおすすめの働き方
一般的にHSPさんに向いている仕事は、
- 事務
- マーケティング
- 製造業
- デザイナー
などがあげられます。
HSPの共感力の高さや豊かな創造力といった特徴からこれらの仕事が向いているとされていますが、同じ仕事でも人によって向き不向きがあります。
HSPと一言で言っても、強みや苦手なことは人それぞれだからです。
だからこそジャーナリングなどを通じて自分のことをよく知っておくことが大切です。
『HSPだから○○』という情報を鵜吞みにするのは要注意ですよ。
自分は何が一番我慢できない・譲れないのかということを意識しながら、次の働き方を参考にしてくださいね。
マイペースを保てる環境
自分のペースならうまくいくことでも、せかされると途端にうまくいかなくなる。
そんなことはありませんか?
そんなHSPさんが避けたい環境は
- 周囲からせっつかれる
- 競争がある
- ノルマがある
HSPさんがご機嫌に働くためには自分のペースを保つことがとても大切です。
気をつかわなくていい環境
人間関係に疲れているHSPさんはとにかく人との接触を最小限にし、気をつかわなくていい環境を選びましょう。
- 同じ職種でもリモートワークができる方を選ぶ
- 1人で動ける体制の仕事を選ぶ
このように、自分のどうしても譲れないところを基準に働き方を考えていくといいですね。
HSPで仕事したくないと悩んだ結果
私の場合、仕事をしたくないと思いはじめたころからどんどん身体症状が悪化し、結局はうつになってしまいました。
会社を退職してしばらく休んでいましたが
仕事をしたくない
家にこもっていたい
という気持ちが強すぎてなかなか次の一歩が踏み出せず、社会復帰がとてもつらく苦労しました。
今、仕事をしたくない・つらいと悩んでいる方は一度立ち止まって身体も心も休ませましょう。
仕事をしたくないというのは甘えではなく、きっと無理をして頑張りすぎているから。
あなたに合う仕事・働き方・環境は必ずあります。
HSPで仕事をしたくないとき まとめ
なぜHSPさんは仕事をしたくないと思いやすいのかを解説しました。
HSPさんが仕事をしたくないと思う原因
・感受性が強く人間関係に疲れやすいから
・細かいところまで気が付きすぎるから
・マルチタスクが苦手だから
そして悩んでいるときの対処法を3つ紹介しました。
仕事をしたくないと思った時の対処法
・ジャーナリングで自分の強みと苦手をはっきりさせる
・有休や休職制度を使って心身を休める
・転職を検討する
仕事をしたくないと思うのは甘えではなく、心からのSOSである可能性があります。
思いきって休むのも大切ですし、転職で働き方を変えるのもひとつです。
自分に合う仕事・環境・働き方に出会えるように、できることからやってみましょう。