こんな方におすすめ
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事務職に興味があるけど実際どうなんだろう?と迷っていませんか。
HSPには事務職がおすすめ、といわれることが多いけど自分に合わなかったらと思うと不安になりますよね。
結論、HSPさんに事務職が向いているかどうかは業種と職場環境によります。
HSPさんにも向き不向きがあるからね
この記事を読めば、HSPさんは事務職に向いていないと言われる理由がわかり、事務職選びのコツがわかりますよ。
間違った選び方をしてしまうとやっぱり事務職は向いてないんだ・・となってしまうので、最後まで読み進めてくださいね。
HSPさんが事務職に向いていない5つの理由
電話を聞かれる
人の目を気にしやすいHSPさんは、電話対応が苦手ではないでしょうか。
電話しているところを見られたり、内容を聞かれてると思うとやりにくいですよね。
- はっきり答えられず困っているとき
- まわりが静かで内容が丸聞こえ
- クレームの対応
電話対応は多かれ少なかれどの事務職でもあるものです。
電話対応だけは絶対に無理!というHSPさんは、事務職が向かないといえるでしょう。
マルチタスクが多い
事務と言えばパソコンでもくもくとデータ入力や資料作成、というイメージがあるかもしれません。
でも実際は、同時進行でいろいろな業務をこなす場合が多いです。
- 資料作成
- 来客対応
- 会議のスケジューリング
- 備品管理
- 上司や同僚のサポート
一つひとつは小さなことでも、複数のタスクを抱えていると頭がパンクしそうになりますよね。
断るのが苦手なHSPさんは、雑用を頼まれてタスクを抱えがち
1点集中型のHSPさんには、マルチタスクがしんどいと感じることもあるでしょう。
集中できない
こつこつと資料作成に集中・・とはいかないのが事務です。
- 雑用を頼まれる
- 電話が鳴る
- 来客対応
サポート的な役割の大きい事務職は、頼み事などで声をかけられるタイミングが多いものです。
気が散って集中できずミスが増えるという悪循環になってしまうこともあります。
つねに見られている
仕事中はデスクでじっとしていることが多いので、つねにまわりからの視線を感じます。
作業中の画面や手元を見られるとなんだかソワソワと落ち着きませんよね。
- 背後を人が通ると気が散る
- 上司の目が気になる
- 気分転換しにくい
ちょっと気分転換に席を立ちたくても、見られていると思うとなかなか動きにくいので疲れますね。
休憩と仕事の時間があいまい
休憩時間にお弁当を食べながら電話番や来客対応をする、なんてことが少なくありません。
お昼休みの電話番は休憩ではなく労働時間とみなされ、これを容認している会社は労働基準法違反になります。
ですが実際は、暗黙の了解で電話番をさせているところがまだまだあるのが現状です。
私もお弁当派だったので毎日電話番でした。
話の長い人の電話でお昼休みがつぶれた、なんてこともザラ・・
そういう職場だと休憩と仕事の境があいまいなので、しっかり休息が取れずしんどくなる可能性があります。
HSPさんに向いている事務職の選び方
企業相手の仕事
企業を相手にしていると、相手も仕事として接してくれるので対応しやすくなります。
逆に個人相手だとクレーマーのような無茶な要求をしてきたり、話がなかなか通らないこともありストレスが増えてしまいます。
メールや電話で最初に対応をして矢面に立ちやすいのが事務職です。
礼儀を大事にする真面目なHSPさんは、丁寧なやり取りができる企業相手の仕事を選ぶといいですね。
ノルマがない
競争が苦手なHSPさんにはノルマのない仕事がおすすめです。
営業のように成績によるプレッシャーがあると本来の力が発揮できず、ミスが増える悪循環になってしまいますね。
ほかの人を蹴落としてまで出世したい、とはあんまり思わないんだよね
ノルマのない淡々とこなせる業務が多い事務職を選ぶと良いですね。
残業が少ない
感受性が豊かなHSPさんは長時間労働には向いていません。
ただでさえ受け取る情報量が多く心が疲れやすいうえに、残業で長時間労働になると体力面でもつらくなってしまいます。
dodaが公表している平均残業時間ランキングを見てみると、事務職が残業が少ない職種1位にきています。
残業をあまりしたくないHSPさんは、事務の中でも一般事務を狙って探すといいですよ。
休みが取りやすい
つい我慢をしてしまうHSPさんは、休みたくてもなかなか言い出しにくいと思ってしまいますよね。
ほかの人の負担になったら申し訳ないな。
みんな忙しそうだから休みたいって言えない。
シフト調整大変そうだから気を使っちゃう・・。
人手不足で有休も取りにくいような職場では、結局休めずに疲れがたまる一方です。
我慢して疲れやすいHSPさんにはしっかり休息をとることが必要なので、例えば大手の事務など休みが取りやすい職場がおすすめですよ。
在宅勤務ができる
共感性や感受性が強いHSPさんにとって、一番落ち着ける空間は自宅ではないでしょうか。
自分がすすめたい作業に集中できるので在宅勤務はHSPさんにとてもおすすめです。
- 周りの目を気にしなくていい
- マイペースが保てる
- 疲れたら横になることもできる
通勤のストレスもないので体力に自信がないHSPさんでも仕事がしやすい環境といえますね。
事務職が向いているかわからないときは
自分の強みや活かせるスキルは自己理解がしっかりできて初めて見えてくるものです。
でも自分を客観的に分析するのって難しいですよね。
自分の強みってなんだろう?はっきり答えられない・・
結局、事務が向いているのかもわからない
そういった悩みはキャリア構築のプロが解決してくれますよ。
特にHSPさんは、共感力や感受性の強さといったHSPの特性をふまえて仕事を選ぶことが大切です。
でも一般的な転職サービスだとそこまで理解して仕事を紹介してくれるわけじゃないですよね。
その結果、合わない環境ばかりで転職を繰り返してしまっているHSPさんは少なくありません。
そうならないように、転職前にプロのサービスを活用して自己理解を深めることをおすすめします。
でも勧誘されたら断れないし、初めての人と1対1で話すの苦手・・
人間関係に苦手意識のあるHSPさんは不安ですよね。
ポジウィルのトレーナーは認定試験を突破したキャリア構築と対人支援のプロです。
トレーナーとの相性を考慮してマッチングしてくれるので、
- なんか違う・・・
- 本音でしゃべりにくい
- 断りにくくてしんどい
こういったミスマッチも事前に防いでくれます。もちろん強引な勧誘もないので安心してください。
なお、無料相談はとても人気で時期によっては5か月待ちになることもあります。
気になる方は早めに予約だけでも取っておきましょう。
\2ステップで予約完了/
公式HP:https://www.posiwill.co.jp
HSPさんが事務職を探すときのコツ
実際に事務職の仕事を探すときには選び方のコツがあります。
求人情報を見る前に是非参考にしてくださいね。
転職エージェントを利用する
いざ事務の仕事を探すときには転職エージェントを活用しましょう。
求人サイトの情報は仕事の条件を提示しているので、それ以外の情報を知ることができません。
でも本当に大切なのは実際に働く職場環境などの募集要項以外の部分ですよね。
面接でもなかなか見えてこないところなので、そこは転職のプロに相談しましょう。
ランキング | サービス | 公式HP | 特徴 |
---|---|---|---|
第1位 リクルート エージェント | 求人数 業界NO.1 | ||
第2位 doda | スカウト機能充実 | ||
第3位 マイナビエージェント | 20代~若手の転職に強い |
妥協できないポイントを意識する
やりたいことや好きなことを軸に探すのはおすすめしません。
なぜなら好きなことを仕事にしても、環境次第で仕事が続けられないほどつらくなる可能性があるからです。
特に周りからの刺激を受けやすいHSPさんはこれだけはゆずれないというポイントを押さえて仕事探しをしてくださいね。
- 電話対応だけはしたくない
- あまり少人数の職場はしんどい
- 絶対に定時で帰りたい など
もしゆずれないポイントがはっきりしないというときは、ポジウィルのキャリアカウンセリングが解決してくれますよ。
HSPさんに向いていない事務職
環境やその特徴からHSPさんに向いていない事務職が2つありますので、こちらも参考にしてください。
医療系
医療系をおすすめできない理由は以下のとおりです。
- マルチタスク
- 多様なコミュニケーションが必要
- 人間関係が難しい など
私の友人が病院の医療事務で働いていますが、やることがとにかく多くマルチタスクです。
医師や看護師などスタッフだけでなく、患者さんとのやり取りもあるので業務の幅がとても広くなります。
また、人の命に関わる仕事であるがゆえに、気を張って働いている人が多いのも特徴。
そうなると必然的に言葉がきつくなったり、あたりが強くなることも少なくありません。
きつい言葉や争いごとが苦手なHSPさんにはツラいと感じる可能性がありますね。
金融系
金融系の事務とは銀行や保険会社の事務職のこと。窓口・電話・メールで顧客とのやり取りが多いのが特徴です。
ローンや保険商品の紹介をする営業的な業務もあり、コミュニケーション力と情報処理能力が必要とされます。
文書作成やデータ管理など事務作業がメインではないので、一般事務のような仕事を想像しているとかなりギャップを感じます。
- 人間関係にストレスを感じやすい
- 機転を利かせた対応が苦手
こういったHSPさんは避けた方が無難ですね。
HSPの私が実際に事務職をやってみた経験談
体験談
- 洋菓子メーカーの人事
- 保険代理店の受付事務
- 人材派遣会社の人事・総務・法務
私が体験してきた事務職の実態をシェアしますね。
洋菓子メーカーの人事
老舗洋菓子メーカーの人事部に一般事務として入職しました。
日々の仕事はルーティンワークが多く、とても働きやすかった印象です。
- 面接希望者の必要書類準備
- 人事通達など書類作成
- 電話対応
本社勤務だったので電話対応と言っても一般客からかかってくることはほとんどなく、社内の取次がメインでそれほど苦ではありませんでした。
が!クリスマス商戦の時期が地獄でした。
自社工場でケーキを製造していたのですが、クリスマスの時期は事務員も総動員され朝から晩までケーキの製造。
なれない立ち仕事と寒い工場内、それにベテランのパートさんに怒られながら作業したことが昨日のことのように思い出されます・・・。
いきなり手伝いにかり出されて怒られるなんて理不尽・・
保険代理店の受付事務
複数の保険を取り扱う代理店で受付事務をしていたこともあります。
事務作業は日報を書く程度で、あとは集客のためのイベントポスターの作成や企画・準備をよくしていました。
電話がかかってくることはほぼなく社内の取次だけ。
少人数の店舗だったので1人になることも多く、わりと好きにさせてもらえてラクでした。
ここで苦痛だったのが、保険を検討しに来た人へのアプローチ。
話を聞きながらお客さんのニーズをくみ取って上司へつなぐ、が役目だったんですがこの声かけがもう本当に無理でした。
声をかけるとイヤそうな顔をされたり逃げられたり。。そういう反応に敏感なHSP気質がここでもろに発揮されてしまいました。
もともと極度の人見知りなのに、知らない人への声かけなんて無理難題すぎ!
人材派遣会社の人事・総務・法務
ここが私の人生を狂わせたと言っても過言ではない職場です。
少数精鋭という言葉が大好きな社長率いる中小企業で、仕事内容がとにかくマルチタスクでした。
- 派遣スタッフの登録会準備
- 派遣スタッフからのメール・電話対応
- 求人広告の掲載、担当と打ち合わせ
- 入退社手続き
- 電話対応
- 補助金申請業務
- 新入社員教育
- 給与計算
他にも書ききれないほど細かい業務を同時進行で進めていました。
ここに上司の愚痴聞き、同僚からの無茶ぶりなどが加わって結局うつ病になり退職することに。
職場選びの重要性を身をもって知りました(遅かったけど)
事務職と言ってもいろいろ
結論から言うと、事務職とひとくくりに言っても業種や職場の環境によってやることは全く違います。
資料作成・データ入力がメインの職場もあれば、事務作業なんてほんの一握りの職場もあってかなり幅が広いですね。
じゃあ自分に合った事務職ってどうやって選べばいいの?
事務職を選ぶときは以下のポイントが大切です。
- 転職サービスを活用して会社事情をよく調べる
- 自己理解を深めて自分に合った仕事を探す
- ゆずれないポイントを明確にする
妥協できないポイントさえわかっていれば、職場選びの基準がはっきりしてミスマッチも防げますね。
事務も含めHSPに向いている仕事をもっと広く知りたい、という場合はHSPに向いている仕事とは?未経験から挑戦できる仕事の探し方も参考にしてください。
まとめ
HSPさんに事務職が向いていない理由はこちらでした。
事務職が向いていない理由
そのうえで向いている事務職の選び方は以下のとおりです。
選び方のポイントがわかったら、自分にもあてはまるかしっかり検討してくださいね。わからないときはプロの手を借りましょう!
HSPさんに向いている事務職はたくさんあります。
ぜひ自分に合った仕事を見つけてくださいね。